君は君らしくなんて言われるまでもなく俺は俺にしかなれず
屑で化す罪と罰積み重ねたすべてが崩れ去るまさに命の不始末
俺が不幸にしたんだと思います
浴びる罰へこそふさわしく思います
許されることを望むことすらもおこがましく謝罪の言葉さえもてあます
油断するとまたすぐに悲劇ぶる
そんな資格が俺にあるはずもなく
くだらない人生切り刻んで叩きうる
貧のない商売小汚い生涯この後に及んで未だにこびりついてる
愚かな性欲必死で手懐ける
無様な一文字この手で死獄
一時の快楽さめ我に還る
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ
詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
行く宛もなくあるはずもなくため息は深く
自業自得の闇に焼かれながら眠るんだ
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ
詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
おめあめと一気に命の不始末
一
掃殺せなんて呟くだけど本当に危険が迫ったとしたらおそらく命漕いする自分の姿が目に浮かぶ
惨めで下劣
いやしきも非劣すぐに泣くんだよこれまで大切な人を裏切り泣かせてきたやつほどに後ろめたいから許されていたいから
自作自演の涙に酔っ払い震えてる卑怯者生まれ変わることはできないとしても生き直すことは果たしてできるのだろうか
本当はまだ少しだけ信じてしまってる自分の価値 この先の光そんなもんねーよって言い聞かせ踏み消して目を逸らす
だがしかしそれでも確かに燃え盛る 消しても消せない炎が残るとっとっと揺れてるこの人生きていく
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
行く宛てもなくあるはずもなくため息を吐かけ
自業自得の闇に焼かれながら眠るんだ
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ
詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
お目お目と一気で命の不始末
少しは楽にならないものかと
飲めないくせに飲み干した安物の酎杯の味は
まるで殺虫剤のようで
それなのに胸の中の弱虫は殺せないままで
夜が少しずつ明けて空が紫色に染まっていくのと同時に酔った勢いで生まれた希望が酔いがせめる勢いで絶望に変わっていく
それを無す術もなくただ眺めているのです
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
行く宛てもなくあるはずもなくため息を吐かけ自業自得の闇に焼かれながら眠るんだ
どの面を下げたってどこへも行けやしないんだ
詫びても詫びてもとても詫びきれやしないんだ
お目お目と一気で命の不始末