春
を待つ
海不動から
渡る風のライン
そうように胸のリボンが ふわりなびく
ポケットにすみついていた
もうひとりの私
気配を感じて顔をのぞかせた
ごめんね
私は
もう君を連れてはいけないよ
本当の恋を知ったの
真っ直ぐな彼の眼差しの先を 追いかけたいから
私は二度と迷わない In the child
寂しがらないで
入れ替わる風の匂いを 一緒に感じて
ほらきっと満ちてくるもので
君を癒されるから
だって私の恋に 口をはさんだよね
幼くて弱いふりする In the child
君は
抱きしめてくれるものなら
優しげなものなら
たとえそれが偽物でもよかった
泣いてる 小さな君を
手のひらの上に乗せて
本当は愛されてた そして今もこれからも私の大切な
自分
私が抱きしめてあげる In the child
彼がしてくれるように
与えることの喜びを 一緒に感じて
ほらきっと満ちてくるもので
きっと満ちてくるもので
君のドアが開くよ
In the child
寂しがらないで入れ替わる風の匂いを
一緒に感じて
ほらきっと満ちてくるもので
君は癒されるから
ほらきっと満ちてくるもので
君のドアが開く