ワン・ツー・スリー・フォー
そんなに欲しい 天下なら
家康お前にくれてやる
まぐれでかはった関ヶ原
さぞやよろいもかるかる
せめて百日関ヶ原
続いておればこの天下
俺のものにしていたもの
信長
秀吉家康と
仕えて戦に明け暮れた
水のごとくと
流れてきたが
今は天下に見えなし
黒田勘兵衛にが笑い
一生好きがなかったと
黒田勘兵衛にが笑い
指も引かずに
肩まつだけで
お天下とったか見えやすいよ
十万の兵士
率いて敗れた
西田三成
愚か者
せめて一月関ヶ原
続いておれば博多から大阪
今日まで攻め込んだ
天下を取れば船を出し
果てれぬのくりや
きぬの道
ただの一人で駆け巡る
それも今は夢の夢
黒田勘兵衛にが笑い
一生好きがなかったと
黒田勘兵衛にが笑い
流れ
れる水に餅をかく
そんな無駄な一生さ
人よ笑え
二流の奴と
今は己が哀れなり
黒だかんで苦笑い
一生好きがなかったと
黒だかんで苦笑い
どうも
どうもありがとうございます
興奮しなきゃいいのにね
なんで興奮するんでしょうね
年替えもなくね
お客さんの前で歌う
お客という不思議な
人の波に向かって歌う歌う
本当にやっぱり不思議な
不思議な不思議な
なんか瞬間ですな
頑張りますいくらでも
お前一方的に元気出すなよ
もうじきだんだん元気貯めようときにさ
本当に
あの一回だけね
ありましたですね
武道館やったときにね
武道館初めてやったときに
歌いながらラストの歌を歌うときに
死んでいいと思ったときあったな
このまま死んだらどのくらい俺
死はずだろうと思ったときありました
ねお客さんに人をこういっぱい集まってもらって
歌聞いてもらうって不思議な行為ですね
やってるうちにだんだん命がけになってくるのなんですね
今日も半分なんかそういう気持ちになっております
明日の下関のお客さんが本当にお気の毒だって
気がして仕方がございません
別に別れの挨拶ってことはありませんが
この海援隊という
まか不思議な小さな船みたいなグループが
10年間やってこれたことは
奇跡的なことだというふうに自分で思っております
自分たち乗り組んだ
海援隊と小さな船乗り組んだ自分たちでさえも
おそらくふるさとで1年か2年ぐらい
座礁して必ず戻ってくるもんだと思っておりました
ところが不思議なことに
なんと10年の長きに渡りました
今ここ10年目にして
初めて旅立ったときに
別れた皆様とまた会って
皆さんの前で歌を歌ってるんですけど
ここに立ってることが不思議で不思議で
仕方がわかりません
まるで誰からかこう
ひもで引かれてここまでやってきたような
そんな不思議さが心の中にいっぱいあります
まあ迷いながらの人生が
今度3人バラバラで始まるんですけども
やっぱり思いますけども
人の言葉とか
そんなもんでいくら傷つけられても
人間ってやっぱり
人の中から絶対抜け出せないもんなんでございますね
そういう思いを何度も何度もかみしめて
3人元気いっぱいに生きていきたいと思います
最後の歌です