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夕暮れの空まで まっすぐに駆けて来た
広げた本は 机に置いたまま
流れる雲にも 憧れを語れば
遥かなる人の声が届く
本などを広げて 言葉を探すより
人は空を見上げている方が
ずっと賢くなれるんだと
遥かなる人の声が 僕に届く
ああ
冷たい雨の中 一人で歩いて
もらった手紙を 小さく破いて
降りしきる雨に 悲しみを語れば
遥かなる人の声が届く
声が届く
恋に悩んで 考え込むより
汗を飛ばして 走ってみることだ
ただの水さえ うまく飲めるからと
遥かなる人の声が
僕に届く
旅行く者たちが 美しく見えるのは
もっと遠くを目指しているからだ
立っているよりも 歩いてみることだ
遥かなる人の声が僕に届く
歩いてみることだ
歩いてみることだ
歩いてみることだ
歩いてみることだ
歩いてみることだ
何とも早く好きでございましてね
坂本龍馬のことが初めて
私 坂本龍馬の
役をやります
こちらの方にも
流れると思いますが
幕末グラフィティ
坂本龍馬
憧れておりました
念願の坂本龍馬を
私がいよいよ
やるわけでございますね
この間初めて自分で
坂本龍馬の格好をしているとこ
自分で見ましたけど
なかなか格好
いいとは言いませんけども
なんか
やっぱそれなりに
本当にこう
サムライって感じが
するわけでございますが
自分で見ておって
本当に足が短いのだけは
はっきりわかりました
ほら 普通の口じゃなくて
草履履くもんだから
倍ぐらいまた短く見えるのね
なんか小さい頃
よく見た役子さん
そっくりでございますね
ちょっとがっかりしたんだけど
なんですが
やり終わって
坂本龍馬の役を
やり終わって
何を思ったかって言いますと
あれね
やっぱり
全部やり終わった
と思ったのは
違う
これは
やりたかった
坂本龍馬じゃない
と思いましたね
不思議ですね
歴史上の人物の
坂本龍馬ってね
一生懸命追っかけて
あの人を追っかけて
10年間来たんでございますが
ようやく
自分でもできると思って
あの人の格好をして
あの人の喋り方で
ドラマを自分で作ってみて
全部やり終わったら
全部違うって気がしたんですな
蜃気楼みたいなもんですな
ようやく追っかけて
そこまで来たんでございますが
ふっと見上げますと
また向こうの方に
あの人がぽーっと
夕暮れの向こう側に
立っとるんでございますね
なんか
そんな気がいたしました
ちょっとこう
古代妄想かもしれませんが
侍という人種は
大好きなんでございます
私歴史好きでございましてね
なんかこう
絶対に
辛い目に遭っても
辛さを顔に出せない
一切自分の
自情を言わない
今日はちょっと体調が悪いから
勘弁してください
そんなこと絶対言わない
口を毎日文字に結んで
で
面白いことがあると
陽気な声で
ゲタゲタって笑って
そんな陽気な侍ってのは
大好きなんだと思います
二人いるんです
歴史上の人物の中で
大好きな侍が
一人が今歌いました
坂本龍馬
もう一人が
黒田寛兵衛といいましてね
この築前
黒田藩のお殿様だったんです
頭もいいし
度胸もあるし
腕もいいしね
伊豆天下をとっても
おかしくないくらい
素晴らしい人だったんでございますが
素晴らしいことに
この人はたった一つ
運というものがなかったんですね
その運がないばっかりに
三河の家康に敗れまして
天下を取られていくわけでございますが
このおじさん
かっこいいんですよ
死に方が
天下取れなかったこと
別に悔しいとも
なんとも思わない
笑ってるんですよ
自分の悲運を
ゲタゲタゲタってね
で
息子とか娘とか
呼び集めまして
いよいよ死んだんになりましたら
このおじさん
自分の一生を振り返って
こう言ったらしいんですな
流れる水に文字を書くような
そんな愚かな一生であった
そう言いながら笑って
そして笑ったまんま
死んでいったと言いますな
いいっすな
そういうふうに
多少自分を小馬鹿にしながらも
ニカーと笑って
バカよって言いながら
死んでいくのはね
そんな死に方したいと思いますが
きっと騒ぐんでしょうね
私ね
死にたくない
死にたくない
サンペロスに
もう一回立ちたい
とか言いながら
今すぐチケットを売ってくれ
とかいう
そういう感じで
死んでいくんでございますよね
アホみたいな話になりましたが
その好きな侍
さかもとりょうまた
くろだ
かんのひょうえ
かんべやのうた
大好きな侍のうた
2曲続けて聴いてください
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