そいつは自由の 仮面をかぶり
今しかないんだと 君を踊らせる
今はたちまち 明日になるのに
そいつは自由の 飾りをつけて
若さがあるからと 君を走らせる
若さなんか いずれ なくすものなのに
そいつは優しさの 口紅をつけて
虚しさばかりを 君に繰り返す
何もしないから 虚しいくせに
今は群れを遠く離れて
そいつから遠く離れて
思い知るんだ 一人分の一人
そいつの前に ひざまずく
そいつは君より 大きく見えるはず
嘘だと思うなら 立ち上がってみろよ
今は群れを遠く離れて
そいつから遠く離れて
思い知るんだ 一人分の一人
そいつの前に 頂けるかな
マックが開くと同時に
気安く徹夜徹夜と呼んでくださいました
どうもありがとうございます
いよいよ
会場に入っていらっしゃるほとんどの方が
お気づきだと思いますが
いよいよお別れの時がやってまいりました
長い長い間
本当にありがとうございました
やっぱり多少緊張気味で
今日博多のステージに立っていることは
とても隠せないことでございました
やっぱりなんとなく緊張してしまうな
東京で恥をかいてもいい
札幌で恥をかいてもいい
金沢で恥をかいてもいい
そう思いながらずっと全国を歩きながら
博多だけでは恥をかく前と思いながら
やっぱり
なんかそういうとこあるのな
アホみたいにね
だから自分でもやっぱり
この街に生まれたってことは
やっぱり自分にとってかなり大きな
心理的な何かになっているんだなと思います
一番最初このさよならコンサートのスタートは
高知というところから幕を開けたわけでございます
ところが
こっち側の思い入れがいっぱいありすぎてね
2時間たっぷり
その時もステージやったんでございますが
なんかかっこいい一言を決めようと思いましてね
例えば山口桃江みたいに
そっとマイクを置くとかですな
笑い声
笑い声
そんなこといろいろ考えたんですよ
んでねきっとこのことを
この一言を喋ったらお客さんも喜びながら
我々の気持ちが分かってくれる
という風に思いまして
一言だけ作ったんです自分で
でその高知のステージでな
で幕がバーっと開いてその一言から始めたんです
ステージをどんな一言か
皆さん聞いてください
私たち普通のおじさんに戻ります
って言わせたんですよね
笑い声
これが
これがいわゆる
県民性なんでしょうかね
今の一言言ったらね
私ウケると思ったんす
今みたいにガーッと
みんな笑ってくれると思った
高知シーンって言ってた
笑う奴がいたら横の奴が怒るの
バカ武田無理して冗談言ってんだ
笑っちゃダメだ
これだからね
それほら緊張して見るもんじゃございません
私たちなんかね
前に言いましたが
2時間たっぷりあるんですわコンサート
それで始まった
ほうたらねどんな冗談言っても全然笑わんのですと
お客さんの方が緊張しとるんすな
武田はあんなおかしいこと言いながら
心の中じゃ泣いてるよ
笑い声
人の心の中まで勝手に入ってほしくないんでございます
全然笑わない
どんな面白いこと言っても
私今ようやく分かりましたけど
あのさよならを言うために
こうやってコンサート
今日本中回っとるわけでございますが
それは我々とは関係のないことなのな
我々はお客さんの前で
一曲一曲丁寧に丁寧に歌っていけばいいのな
うんあとはお客さん勝手に考えてくれんのな
私はやっとなんか
そういう当たり前のことが分かりました
やっぱりあのさよならを言うために
全国コンサート回っても構わないけど
こっち側から行っちゃダメなんだ
お客さんの方からやっぱりきっぱり
最後の曲を聴き終わってからそう言ってもらうのが
一番幸せなんすな
あんまりそちら側に思い込みがあったりなんかします
ちょっとやっぱりやりにくかったりなんかします
普通通りやりましょう
また来年も来るみたいな感じでね
2時間をはるかに超えるコンサートになると思います
最後までゆっくり楽しんでください
よろしくください