*・*・* 初音ミク
二人で聴いてた あの歌は
まだ一人では聴けなくて
カステレオから 無理に
流れ出して こぼれ落ちる
あの日にもっと 素直になって
飛び込んでいけたなら
どうせならいっそ 嫌いになって
そうすればきっと 楽になれるのに
春は強風に 吹かれながら
だから思うのはいつも
あなたのこと
一人で凍えていないかな
少し心配に思うのです
こんな夜は ねえ
会いたくなる
目が覚めたなら全て夢で
会ってほしいと願った
あの頃のままのあなたの
夢を見て現実に落とされた
二人がもっと歩幅合わせて
歩けてきたならば
どうせならいっそ
お声をあげて
困らせるくらいに泣けばよかった
春は強風に 吹かれながら
思うのはいつも
あなたのこと
考えないようにすれば
それほど
心の中で溢れるのです
大きな手のひらを
優しいその声を
まっすぐな横顔を
探してるの
もう戻れない
分かっているはずなのに
春は強風に 吹かれながら
思うのはいつも
あなたのこと
一人で凍えていないから
少し心配に思うのかしら
こんな夜は ねえ
会いたくなる
ああどうしても