旅の途中の小さなホームには いろんな人がいて
薄暗い灯りの下で声をあげる 別れと出会いがある
人影まばらな汽車の中で ひとり煙草をくわえれば
聞いたこともない歌が胸の中に つぶやきをくりかえす
誰もが聞こえない歌が 胸の中につぶやきをくりかえす
誰もいないからそこを歩く 迷うことはないおまえらしいよ
誰もいないからそこを歩く それがおまえの生き方なんだよ
窓に流れる灯りのひとつひとつには 静かな暮らしがあり
わびしい灯りに揺れる汽車の中には 語り合う人の声もない
静かな歌を口ずさんでいるけど 決して寂しいわけじゃない
それは懐かしい私の悲しみ 私の熱い想い
誰もいないからそこを歩く 振り返らずおまえらしく
誰もいないからそこを歩く それがおまえの生き方なんだよ
誰もいないからそこを歩く 振り返らずおまえらしく
誰もいないからそこを歩く
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