笑う君の瞳に映る
雪の銀河
触れたら溶けて
跡形もなく
消えてしまいそう
でも温かな体に触れた
この手は冷たくて
君を幸せにしたいと思うほど
涙を止められずにいて
優しさだけで繋がっている
迷子の愛は戸惑いすらできぬまま
たとえ僕らの人生が
このまま崩れてしまおうとも
よかったねと言えるように
何度も何度も君を強く抱きしめた
Now
君の寝顔は愛しさの結晶 それとも終末の気配
二人大切に描いた明日の形が変わる夢見て 君は時に傷ついてしまう
降りしきる雪は全て覆い 悲しみも愛も埋め尽くすから
凍えぬように頬を寄せて 二人ぼっちのままで重なった
静かむうちに僕はまるで勝手な幸せを押し付けてしまいそうになるけれど
何度も何度も壊れるように手を取り合うんだ
凍てつ
く街で 君とのありふれた日々のイメージを
絶やさず灯して
僕らを僕ら自身で守るんだ
日々の不安も困難も 僕らを強く結びつける
唯一無二の証だから
何度も何度も離さないと誓うよ
一瞬のような一生が
このまま崩れてしまおうとも
よかったねと言えるように何度も何度も君を強く抱きしめた
無理そう二人の足跡を消し行く雪の銀河 賑やかな街でそっと流れた 小
さな蕾のような歌
