*・*・* 初音ミク
あの眩しい季節を 紐解くように
久しぶりに訪ねた海
愛媛の街は
どことなく他人の顔
暮らした部屋も
見知らぬ街並み
胸に秘めた
君への想いは
あの夏のあの海へ
静かに沈めたまま
波の音が近づく
林を抜けて
風と砂と日差しの
歩道を行けば
陽炎が
向こうから
日傘の中
君が振り返る
悲しいほど
時は過ぎたけど
僕の中の
君は今も
無邪気な笑顔のまま
誰も愛さない
I'll never fall in love
誰も愛さない
遠い夏の
遠い君の
眩しい笑顔が
海外は
心に抱いた
君への想いは
この夏の
この海で
今でも
輝いている
静かに輝いている