言
葉が
途絶えた
まだ光は
届かないが
あなたが溢れた
その海を
もう
一度見たいから
この
脈が黙り身が朽ちたとしても
決して消えぬ言葉を綴ろう
まぶたの裏の
とよめきを溶かし
まばらに散る歌を束ねあなたの声辿って
幾度も積み重ねた希望
滞るにはほど遠い記憶
いつかの荒野でただ寝て日々に別れを
告げて立ち去ろう
輝かな一人でこの世界を少しかき乱すのを
鮮やかに
二
つの波が織り重なり
交わり描く方
仏像の
狭間に指を絡め
彷徨った
囁きだけ身に纏い舞うあなたの夜より
吸い切った夜空に海の歌を
溢れた時に溢れた涙は風に
消し去ってしまうべきと知りながら
光を模した言葉に変えこの手できっと祝福と