風の匂い頬すぎ 蝉時雨
私を一人残したままで
揺れる陽炎 あの夏の空へ
君は消えてしまったの
いつか
二人は恋の始まりも
わからないまま
抑えきれない想いをぶつけたね
ずっと優しいその笑顔の隣にいたの
でも今はもう君はここにいなくて
壊れそうなほど強く抱きしめてくれた記憶
消えた糸は頼りなくて夏の太陽が輝くこの場所から動けないまま君を思い出していたんだ
寄せては返す波を見つめては
もう行かなきゃと一人呟いて
砂浜を歩き出してみるけど
悲しみ
追い越してしまう
いつか
初めて君の温もりを
感じた夜に
守るべきものを見つけた気がしたの
是非 お祈
り Portland
壊れそうなほど強く 抱きしめてくれた記憶
手繰り寄せた
糸は頼りなく歌
夏の太陽が輝く この場所から君を想うよ
いつかまた会えると信じて