口を止めて待った
君の言葉の続きが
怖くて耳にぶんだ手を 解く勇気もないまま
立ち尽くしている
答えなんてないかもしれない
繰り返す口血に何度でも 駆け出す足が震え立って
それでも君がいる未来を
諦めるわけにはいかない
最後のチャンスに
忘れた願いを込めて
感情論だって正しい瞬間はある だろう
何回
負けたって
与えられた今を 必死に生きてるから
刻一刻と過去になり 崩れた世界から消えていく
重なったのはこの手に残る 気持ちと痛みだけ
いつ
だって君は強がって 君の理想から離れていく
そこに誰もたどり着けない 僕以外
刻一刻と過去になる それでも君がいる未来を 諦
めるわけにはいかない
最後のチャンスに
出せた決意を込めて