何十年も経ったって
患いはこうやって
悪戯に朝を遠ざける
汗ばんでキラリ
風が吹いてヒラリ
思い出す度に何してる?
足りない
足りない
何か足りない
甘いものでも満たせない
溢れてるし 心地もいい
それなのには一つ足りない
何か足りない人を救いに焦がれて
月は眠る 夜にさざめく
ロマンスは一人歩きしちゃって
もう戻れなくなりそうな
心臓
空が覚める 夜は長引く
温度差は君に埋めて欲しいの
呆れたように猫が鳴く
何十年も経ったって
煩いはこうやって
悪戯に朝を遠ざける
汗ばんでキラリ 風が吹いてヒラリ
思い出すたびに何してる?
君だけが足りない
足りない 足りない 何か足りない
甘いものでも満た
せない
布のない幻たちも撫でて
愛溢れてるのに
足りない 何か
足りない
君一問ね 足りないんだもんね
ちょいと聞いてほんね 君はどう思ってるの?
ねえ
照れくささが邪魔
こそばゆい言葉はしまって
あって猫が笑う
何十年も経ったって
煩いはこうやって
ひたすらに朝を遠ざける
汗ばんでキラリ
風が吹いてヒラリ
思い出すたびに
何してる?
君だけが足りない