2回記憶を閉じ込めた
甘い甘い嘘を混ぜた
蜜を重ねて綺麗にコーティング
食べてしまえ
完璧な証拠隠滅
なのになぜか君と心の近く通るとざわめいた
きっと何重に狂ってもまた自分の中へと溶け込んでゆく
その場しのぎのポーヒーコー
それでも何度も飲み込んで忘れようと変わろうとして
無性で送り返してこりなくて
嗚呼 噛み締めて
本当の味に気付いた頃には
幼さにさよならを告げたと一発なら
日々と笑うポケットに忍ばせたチョコレートを
ふと思い出すみたいに
痛い言葉を不容易に差しつつ差別の関係
共存とも依存とも呼べないね
それでいいよ
隠しきれない好奇心がまたお互い引き寄せ
結果的に一緒にいるそれ以上の理由はなし
ムーズから
滲む嘘
チャリチャリとざらめたま
舌の上転がり
長く残ってる
嫌いじゃないけれど
好きとも形容し難い
触れも解けないまま溶ける甘ったるい謎々
にしまう時間が止まればいいのになんて思わない遠ければ遠いほど明快に隠した味に気付くのだから
真実を混ぜ込んだ
噛みしめた本当の味を伝える頃には
幼さにさよならを告げたと一発なら
日々と笑うポケットに忍ばせたチョコレートをふと思い出すみたいに