まだこの世界は
僕を飼いならしてたいみたいだ
望み通りいいだろう
美しくもがくよ
互いの砂時計
眺めながらキスをしようよ
「さよなら」から一番 遠い
場所で待ち合わせよう
♪
ついに時はきた
昨日までは序章の序章で
飛ばし読みでいいから
ここからが僕だよ
経験と知識と
カビの生えかかった勇気を持って
いまだかつてないスピードで
君のもとへダイブを
まどろみの中で 生温いコーラに
ここでないどっかを 夢見たよ
教室の窓の外に
電車に揺られ 運ばれる朝に
♪
運命だとか未来とか
って言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない
場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を
横目に見ながら進む
こんな世界を二人で
一生 いや
何章でも
生き抜いていこう
「初めまして」なんてさ
遥か彼方へと追いやって
千年周期を
一日で行き来しよう
♪
辞書にある言葉で
出来上がった世界を憎んだ
万華鏡の中で
八月のある朝
君は僕の前で
ハニかんでは澄ましてみせた
この世界の教科書
のような笑顔で
嘘みたいな日々を 規格外の意味も
悲劇だっていいから 望んだよ
そしたらドアの外に
君が全部抱えて 立ってたよ
♪
運命だとか未来とか
って言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない
場所で
僕ら
遊ぼうか
♪
愛し方さえも
君の匂いがした
歩き方さえも
その笑い声がした
いつか消えてなくなる
君のすべてを
この眼に焼き付けて
おくことはもう権利なんかじゃない
義務だと思うんだ
♪
運命だとか未来とか
って言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない
場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を
横目に見ながら進む
そんな世界を二人で
一生 いや
何章でも
生き抜いていこう