本当は
本当はもうわかってたの
あなたがどんなに
その人が好きなのかを
隣にいる私じゃ
勝ち目がないってことも
本当はもう知ってたの
あなたが恋に
落ちてゆく
その横で
私はそっとあなたに恋をしていたの
何にも気づかないで笑うあなたの横顔をずっと見ていました
最初からあなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は
隠した想いが
見つからないように
どこから背中押すから
あなたが今しているのは 私が一番
一番聞きたくない
話なのに
それでも聞き続けるのは
あなたに会えなくなるよりは
まだ少しだけマシだから
聞きたかったのは
終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて
もうちゃんと最後は
隠した想いが見つからないように
どこから背中押すかな
もう少しここにいてここにいて
こんなに好きになる前に どこかで手を打てなかったのかな
私が選んで望んで 恋したんだから
叶わなくても 気持ちが伝えられなくても
好きになれたこと大切にしたいものだよ
あなたを好きなくらい あなたを想っているなら
やっぱりダメだね
最初から
あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
最後は隠した想いが見つからないように