「ねぇ、もしも全て投げ捨てられたら」
「笑って生きることが楽になるの?」
「また胸が痛くなるから」
「もう何も言わないでよ」
♪
ねぇ、もしも全て忘れられたなら
泣かないで生きることも楽になるの?
でもそんな事出来ないから
もう何も見せないでよ
君にどれだけ近づいても
僕の心臓は一つだけ
酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻もがいて 瞼を腫らしても
まだ 君は 僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ
♪
ねぇ、もしも僕の願いが叶うなら
君と同じものが欲しいんだ
でも僕には存在しないから
じゃあせめて此処に来てよ
♪
君にどれだけ愛されても
僕の心臓は一つだけ
やめてよ やめてよ、優しくしないでよ
どうしても僕には理解ができないよ
痛いよ 痛いよ、言葉で教えてよ
こんなの知らないよ
独りにしないで
酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ
叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても
まだ 君は 僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ
♪
ねぇ、もしも僕に心があるなら
どうやってそれを見つければいいの?
少し微笑んで君が言う
「それはね、ここにあるよ」