*・*・* 初音ミク
去年の秋は 二人で食べた
黒焦げのサンマー 仲良く一匹
ちょっぴりドジで お茶目なあたし
いつも笑って 肩を抱いてくれた
サンマー 煙の向こう
あなたの笑顔
滲んで見える
サンマー 苦いかしょっぱいか
サンマー 苦いかしょっぱいか
あなただけを愛してたのよ
苦いを
おう
改札出ると立ってたあなた
市場で買い物残業の夜
いつでも一緒アパート暮らし
窓の下には目黒川の流れ
サマー 別れの夜 泣いておろした 大根一本
サマー 苦いかしょっぱいか サマー 苦いかしょっぱいか
あなただけを愛してたのよ 苦いわ
サマー 夏の終わりに ひとりで食べる
黒焦げのサマー 二人吹く十匹
ちょっぴり涙で しょっぱいけれど
そう言わなくて ご飯を置かない
サマー 煙の向こう 二人の思い出 今はもう見えない
サマー 苦いかしょっぱいか サマー 苦いかしょっぱいか
サマー 苦いかしょっぱいか サマー 苦いかしょっぱいか
サマー 苦いかしょっぱいか サマー 苦いかしょっぱいか
サマーだけを愛してたのよ 苦いわ
苦いわ 苦いわ 苦いわ