ある日突然にそれは
訪れた出来事
始まりは一通の手紙
送り主は遥か昔を生きる君
そんな不可思議な出会い
僕の時代には今
こんなものがあって
こんな暮らしをしているよ
文字に込めて伝え合ううちに
いつしか芽生えたロマンス
決して出会うことの出来ない僕ら
それぞれの世界から
綴る言葉
募る想い
姿さえも
知らないまま
どんな時も君の言葉を
待ち焦がれているんだ
生きる時代は違うけど
何度でも時間を越えて
君と君と伝え合う想い
願いが叶うなら
一目でいいから
会いたいな
好きだから
♪
不意に思い出したのは
君が生きる時代の明日
起こること
悲しいこと
伝えなくちゃ
どうか奇跡よ起きて
過ぎていく時と
変わる季節
あれから途絶えた手紙
もう届かない言葉だけが胸を締めつける
遥か彼方100年先を
君が見てみたいと願った未来を今
僕はまだ歩いているよ
苦しい想いを胸に抱いたまま
そんな僕に届いた手紙
見覚えのある待ち焦がれていた文字
それは君があの日を越えて
僕に書いた最後の恋文
君が君の時代を生きた証を
八千代越えても握りしめて
僕が僕の時代に見るその全てを
いつか伝えに行くよ