星が降るような夏の空よ
ゆせかえるような温度が重いでも
くすぐるたびにまた胸を焦がす
今度花火を見に行こう
そんな約束を携えては
果たされないと知った理由から
目を背けているんだよ
高く伸びた一筋の光さえ
届かない想いに溢れていて
今心を埋め尽くした世界が
弾けながら瞬いて溶けてゆく
まるで儚い花火みたいに
この恋は夏と共に終わる
あの日を描いた僕の空に
同じ景色を重ね合わせても
戻れないことはわかってるのに
眩しい君の笑顔が一番綺麗に見えた場所
手に入らなかった言葉で淡く滲んでゆくんだよ
頬を撫でた一粒の痛みさえ変わらない願いを包んでいて
叫ぶ声は閉じる夢の彼方へ
霞めながら鮮やかに消えてゆく
まるで儚い花火みたいにこの恋は夏と共に終わる
花火を見に行こう
そこに特等席はないけど
いつかまた君と会えること
信じていたいから
高く伸びた一筋の光さえ
届かない想いに溢れていて
今心を埋め尽くした世界が
叫び続けながら瞬いて溶けてゆくまるで儚い花火みたいにこの恋は僕の中で綺麗なまま夏と共に終わる
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