街を歩いていれば
あなたに会えるような気がして
人混みの中ふと見た景色
意味もなく切なくなる私
あなたの優しさだけに
しがみついて甘えてた頃を
思い出としてしまうこと
今は得意になってしまったの
ねえ 終わりにしないかい
いつも通りの帰り道
あなた笑いながら言ったわ
話し合うなんてできないよ
そうだよね わかってるって
私がいつも泣いてしまうから
好きなだけじゃダメだって
二人それだけじゃ苦しいって
わからないよ そんな歳の取り方を
知りたくもないよ 交わしかけの約束か
他の誰かと果たされるなんて耐えられないよ
そばにいてよ
あなたが隣にいること それが当たり前になっていて
ずっとずっと続くんだろうと 口約束を信じてたんだ
気がつけば仲良しごっこ 鵜呑みにする私には全部
偽りのない事実だけ
周りが敵だらけとも知らずに
ええ
終わりにしないかい
きっと狭い部屋の中で
バレないように泣いていたんでしょう
君のこといつだって思ってるよ
そうですか それがあなたの答えという殺し方ですか
いつかまた会えたのなんて都合がいい言葉は嫌いで離れたいよ
でも合わせた歩幅じゃあなたに会ってしまう 次の休みにしようか
後回しにしてた約束は諦めないでよ
そばにいてねえ 終わりにしないで
いつも通り夜更かししよう ワンルームで寄り添いあってさ
私ばかりを責めないで 嫌われようとしたんて無駄よ
なんでもわかってしまうから
おかしいでしょ もうあなたのそばにいられないから
もっと深く傷つけて 散らかして綺麗に見えないように
帰りたいよ もう帰れないよ
どこにいてもあなたばかり 思い出が容赦なく襲ってく
でいい このままでいい 最後の最後だけ言えなくて
街を歩いていれば あなたに会えるような気がした