僕は孤独の海 放り出されて もうさ溺れてしまうのかなとはいえ這い上がれない どうせ落ちるなら朽ちて 深海魚の餌になれ君のこと好奇みたいだと思ってた 失くしたら息苦しくてあなたがただ沈んでゆく 遠ざかってく空 群青に埋まってく僕でもっと色濃く混ざり合えてたなら 君のいない海を逃れようとしたけど思い出の重さで泳げない 存在を愛情に求めていた恋は形だけになってた 感覚が鈍ってく 何にも聞こえない目を閉じてるかも分からない 君の仕草 君の中の温もり 浮かんでは消えてゆくんだ世界が今 断ち切られて もがけば絡まり 絶望に染まってく僕がもっと君の目を見ていられたなら 誰もいない闇は記憶だけ残して 僕から全てを奪ってく奪ってく 奪ってく身体がただ沈んでゆく 涙も叫びも 深海が攫ってくどうせならもう 抜け殻になってしまえば ずっとこのまま時を越えて 深い意識の淵 漂っていられたら僕は一人 ここで生まれたわけだから 君のいない海で生きていこうとしたけれど 想い出の重さで泳げない泳げない