宙に舞った幸せなんて ここには今もないようだ
気付いたら色を増していく その度に思い知った
嘘に酔った思い出なんて ここでは意味もないようだ 言葉は街を彷徨っているんだ
相反した瞳は ただ一つの証明だ いつまでもこの日々に囚われて
あなたが口にした言葉は今頃 息をして歩くのだろう
この街はあの男の場を着飾る 曖昧な夢ばかり見てる
ずっと目を閉じていた映る赤が愛おしくて
感情と種を重ねて後悔は潤うばかり
ただ今 引き継いだんだ 正解などないな
顔に散った結末なんて 誰も望んでないようだ 気付いたら色を失った その度に思い知った
頬に酔った優しさなんて 枯れた花を抱くようだ 言葉は街を彷徨っているんだ
肩越しの朧は ただ一人の情景だ どこまでもあの夜に呪われて
あなたが耳にした鈴の音は今頃 さよならと笑うのだろう
この街は迷路の丘を彩る 簡単な嘘を抱きしめる
ずっと背を向けていた迫る青が恐ろしくて 世界中溜息の底へ
過去の夢を追うばかり きっとまだ足りないな
ひたすらに毎日を眺めては ずっとその姿が味気なくて
触れない愛の形が滲むなら きっと寄り添いながら話しかしたいな
あなたが口にした言葉は今頃 息をして歩くのだろう
この街は窓を遠くとも着飾る 曖昧な夢ばかり見てる
ずっと目を閉じていた映る赤が愛おしくて
感情とお鍋を重ねて 等価は潤うばかり
さあ今 推算だ 正解などないな
