はぐれないようにとつぶやいて僕の裾をつかんだ静けさがずっと続いたようなあの夏空の下さあ月闇が明けて瞳の映写機の中走り寄る君の愛しさもう戻れない時が夜を連れて君と見ていた空を暗く染め上げる空とむらい明日の先にねぇ、まだ君はいますか?【音楽】行き交う誰かによそ見して君を怒らせたことそんな幸せと待ち合わせあの神社のそばすれ違って映せみきっとたどれば横恋棒気づかないふりしたくせにってさ君は言うアーチュルまで見ていた君と見ていた空はどこまで続くの続かないのは花火の音やそう二人の恋今は触れないものや忘れたものをもう一つ二つ数えてく水に映る月の色とかあの細い指先とかまた何度も また何度でもあの花びらに 行くんだ僕はまだ君が好きだよ ねえ夢花火灯れ 赤白黄色僕とあの子の間で目を塞いできたそのすべて今思い出させて宵時が夜を連れて君と見ていた空を暗く染め上げる小さくなった音の先にねぇまだ君はいますか