かわせみが青い 弾丸となって川面にきらめき ひるがえるのを白樺のそよむ道 土をこりあげて小さくなる別れのトラックを 僕は見たやせた少年が 危ない少女が涙が出るまで 笑うそのさまを時には朝陽に 輝いた街が燃えて焼けて 消えそうになるのを 僕は見た僕らは怪獣を作った 怪獣は知られた言葉も通じない奥の場所で 情熱を注いだ長い月日がたって 怪獣はあちこちで生きている 僕は知った僕は怪獣だ 怪獣は君だどこへでも行って さあ暴れろどんな時代でも どんな時空でも人を飛び 鮮やかに生き続けろそれは僕だ それは君だ僕らは怪獣を作った 怪獣はあちこちで生きている 僕は知った僕らは怪獣だ 怪獣はあちこちで生きている 僕は知った僕は怪獣だ 怪獣は君だ創造の羽は誰にも渡すな僕は怪獣だ 怪獣はあちこちで生きている