な
ぜ人はたまに幸せの見方を変えてしまうのですか
これまでは心の隙間埋めることにとても必死だったのに
やっと満ち足りた生活を手にし 刺激のない日々に慣れ始めた頃
欲望と躍動感に満ちていた昔がふと懐かしくなったのです
一番大切だったかもしれない今を手放し
哀れな誘惑に心奪われ宴はすぐに終わり
忘れていた孤独を思い出した
ああ
私はいつになれば
間
違わない人になれるのでしょうか
今思い出すのはあなたの顔
私はいつになれば
私はいつになれば
傷つけない人になれるのでしょうか
なぜ人はたまに効かないフリをわざとしてしまうのですか
自分が一番よくわかっていること
言われたくない時もあるからか
一番近くでいつも怒ってくれた
愛する人に大声で
言い返し討ちを飛び出してから
大事なことに気付きました
土砂降りの中で泣き叫ぶ私を気に留めるわけなく
見て見ぬフリをして通り過ぎる
所詮 赤の他人 あなたの優しさに気付きました
ああ
私はいつになれば
間
違わない人になれるのでしょうか
今思い出すのはあなたの顔
私はいつになれば
傷つけない人になれるのでしょうか
孤独な生き物の陽炎のように たとえ儚い命でも
しがらず何も惜しまず何も偽らず心広く生きてけたら
人はどんなに素敵だろうか心清く生きてけたら
愛はどんなに綺麗だろうか
私はいつになれば
私はいつになれば
間違わない人になれるのでしょうか
私はいつになれば
私はいつになれば
傷つけない人になれるのでしょうか