早く追いつきたくて
暖かいこの手が
冷たくなる前にさ
わかってるから
何も言わなくていいよ
あきらめるのは
きっとまだ早いだろう
さあ
深く落ちてく泡の中
息を止めたまま移ろう感情の背に
明日の僕を描いたんだ
終わる世界にさよならを残していくから
誰か僕を見つけて
またここに帰ってくれたらね
何
気ない時間を焼き付けておきたくて流れてる涙が枯れてしまう前にさ
今はない
から
そこで待ってていいよ
この
景色はきっと忘れないだろう
さびたく落ちてく灰の中手を掲げながら
遠ざかる足跡に少しだけ胸が痛んだ
悲しみさえも全て吸い込まれるようで
あらゆるものがとてもとても綺麗だった
描いたんだ終わる世界にさよならを残
していくから
誰か僕を見つけてまたここに帰ってくれたらね