月の虹に微笑みながら
忘れられた旅に出る
来るべきものなどありはしない
僕はどこにも生きてはいない
三門オペラは
おしまいさ
ここを過ぎたら嘆きの大地
ここを過ぎたら永遠の夜
ここを過ぎたら滅びの都
つけた望みが俺のプロペラに息を吹きかける
時の大空の果てまで飛んで行けと
揺れる明日に微笑みながら
幽霊たちのバンケット
昼が夜に変わるのならば
レミングの群れに火を放て
僕は幻夢は嘘
ここを過ぎたら嘆きの大地
ここを過ぎたら永遠の夜ここを過ぎたら滅びの都
いつまで夢を見てるつもりだお前のその腹腰気が吐き出した苦し紛れ
の地切れ
雲が竜にでも見えるというのか
シルトの雨に打たれながらアカシアの港
馬車が出る
世界はどこにもありはしない
僕を誰も見つけられない
うとう会話
お芝居さここを過ぎたら嘆きの大地
ここを過ぎたら永遠の夜
ここを過ぎたら滅びの都