小雨混じりの線を
見下ろす部屋で
Stay
フーツケース一つきりで
僕たちは逃げてきた
開き窓を開けた君を
後ろから抱きしめる結婚を決めて
僕を離れて行く君が
何故こんな風に
温もりをそっとくれるのか
今だけはホテルクラシック
行けないほど愛したい
せめない
で帰る頃には
二人になる二人
小さなホテルクラシック
明日のことは喋らない
本当は君の気持ちを変えたいけれどそんな
黒く股に立てた午後は
晴れそうなカルチャラタウン
ここで暮らす瞳まで
橋の上キスをして君が好きだった
この街を選んだ僕は
少しずるいよね
揺れているきっと君の愛
さよならはホテルクラシック
決めた時間愛したい
泣かないで帰る頃には僕の方が一人さ
最後のホテルクラシック
行けないほど愛したいせめないで帰る頃には
他人になる二人
小さなホテルクラシック
僕はここに残るよ