海の上に 空の下に どこに来るだろう
鳥の歌や 緑の中
待っても来ないのさ
風のいびきが
酷くなるから そろそろお越しに行こう
赤く赤く燃える手のひらに 白く白く吐く陰影を
混ぜればすぐに あの花が咲くはず
強く強く光る稲光
弱く弱く泣くインフが
吠えればすぐに この闇も尻尾を撒き出すよ
誰の夢に 雲が熱い 今に来るだろう
彼女の目に 雨が長い
早く来てくれよ
風のいびきが
時々止まる
心配だお越しに行こう
高く高く 映えるその未来が 咲く深く欲張る理想
混ぜればすぐに あの花が咲くはず
強く強く光る稲光
弱く弱く泣くインフが
試しに閉じた 瞼の裏側を ただ闇
小
さい秋 小さい冬 なくした
レンジに入れたままだった
赤く赤く 燃える手のひらに 白く白く吐く息を
混ぜればすぐに あの花が咲くはず
強く強く光る稲光
弱く弱く泣くインフが
吠えればすぐに この闇も尻尾を撒き出した