あの夜がこの目に
染み付いて離れない
心一つ明け渡せないままで
さよならの数だけ
欠けていく景色が
小さな背中を身勝手に押す
もういかなくちゃ
痛みに負けたくないから
好きなもの一つ二つ
少しずつつまんだ
顔のない僕ら 産声を上げた
出来立ての目玉で
君の顔を見た
酷く 酷く美しい眼差しだから
ふと生きなければと思った
♪
寂しさも嫌われ
愛しさも煙たがられ
欠伸一つろくに出来ないけれど
君だけの心を
打ち明けて欲しいの
それが君の肉に変わるから
♪
ねぇ 涙だけ
隠そうとするのはやめて
心から泣いて心から笑って
君にさよならをしないで
好きなもの一つ二つ
少しずつ願って
形づく僕ら 産声を上げた
出来立ての目玉が
僕の顔を見た
ロクでもない体が
陽に焼けてついに明かされる僕ら
産声を上げた
出来立ての愛で
君と見つめ合った
酷く 酷く美しい眼差しだから
今生きたいと思った
Đang Cập Nhật