あたし中卒やからね仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は尖りながら震えている
ガキのくせにと頬を打たれ
少年たちの目が年をとる
悔しさを握りしめすぎた
拳の中爪が突き刺さる
私本当は目撃したんです
昨日電車の駅階段で
転がり落ちた子供と
突き飛ばした女の薄笑い
私驚いてしまって
助けもせず叫びもしなかった
ただ怖くて逃げました
私の敵は私です
ファイト戦う君の歌を
戦わない奴らが笑うだろう
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
暗い水の流れに打たれながら
魚たち昇ってゆく
光ってるのは傷ついて
剥がれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ
流れ落ちてしまえば楽なのにね
痩せこけてそんなに痩せこけて
魚たち昇ってゆく
勝つか負けるかそれは分からない
それでもとにかく戦いの
出場通知を抱きしめて
あいつは海になりました
ファイト戦う君の歌を
戦わない奴らが笑うだろう
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
*・*・* 初音ミク
白城門が田舎の街に
後足で砂場かけるって言われてさ
出てくならお前の身内も
進めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにして
やっぱり燃やせんかったこの気分
あんたに贈る剣を取ってよ
滲んだ文字東京行き
ファイト戦う君の歌を
戦わない奴らが笑うだろう
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
私男だったらよかったわ
力づくで男の思うままに
ならずに済んだかもしれないだけ
私男に生まれればよかったわ
ああ小魚たちの胸ひらひらと
海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を
身をよじって解いてゆく
ファイト戦う君の歌を
戦わない奴らが笑うだろう
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
ファイト戦う君の歌を
戦わない奴らが笑うだろう
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
震えながら昇ってゆけ
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
ファイト冷たい水の中を
震えながら昇ってゆけ
ファイト冷たい水の中を