何でもないのに涙が
こぼれ落ちたらいいから笑って
一滴も残さずに救ったら
戸棚の隅のほうへ隠すから
誰かの言葉の分だけ
また少しだけ夜が長くなる
目を閉じたらどう?
もう見たくもない なんて
言えるわけもないし
不機嫌な声は霞んだ
浅い指輪の味を頂戴な
またいつもの作り話
灼けたライトで映す夢を見ていた
藍色になるこの身 委ね なすがままに
故に 忘れてしまっても
愛用であるように 錆びたカトラリー
君が終わらせてよ
最悪の場合は
♪
何でもないのに涙が
溢れ出したら今日だけ笑って
一切の感情を殺したら
扉の前でちゃんと話すから
誰かの暮らしの分だけ
また少しずつ街が沈んでる
目を開けたらもう 誰もいないなんて
洒落にもならないし
愛想がつく前に 気兼ねなく我儘に
やがて無くしてしまっても
後悔しないように 織りなすメロディ
君と踊らせてよ
最善の用意は
♪
不機嫌な声は霞んだ
苦い指輪納めて頂戴な
またいつもの作り話
馬鹿みたいな悪い夢を
藍色になるこの身 委ね なすがままに
故に 忘れてしまっても
愛用であるように 錆びたカトラリー
君が終わらせてよ
最悪の場合は
♪
何でもないこの涙が
要らなくなったならもう忘れて
溜まった食器洗ったら
記憶の奥のほうへ隠すから
誰かの言葉の分だけ
また少しだけ君がいなくなる
目を閉じたらどう?
もう見たくもない なんて
言えるわけもないし