触れそうで触れなない
頬息の隙間をなぞる
朝越しに見えたのは
言葉が届かないように
ねぇ息を止めたのは あ
なたのせいじゃない
嗚呼 呼吸の下で揺れて
た
声にできないまま
熱く
なる
だけの夜
気づかない振りもできない
深く沈んでゆくだけ
交わる視線さえ
逃がすように
逸れてゆく
でもその手のかこだに
意味があるとわかってた
不意に触れた
瞬間
鼓動が嘘をついた
嗚呼 呼吸の下で揺れてた
声にできないまま
熱くなるだけの夜
気づかない振りもできない
深く
沈んでゆくだけ
溜息が
全て語るなら
名前なんていらない
嗚呼 呼吸の下で揺れてた
声にできないまま
熱くなるだけの夜
気づかない振りもできない
深く沈んでゆくだけ