どうやって戻ってはいるんですか
もとは同じものでできてるね
とても小さな風船ひとつ
僕の胸で膨らんだ
木場の中に隠れて
いつの間にか
防ぐことすらままならず
少しずつ辺りを飲み込んで
つっつく度大きくなった
幸せの広大園
ズボンのポケットに収まる
デイトでも
いっそ落としてしまっても
気付かないでいたいの
それくらいがいいの
地から下立っている頃は
わからないや
どうやって守ったらいいですか
もとは同じものでできてるのに
こういった仕様のものでしょうか
幸せはイチワルだ
ずいぶんと大きくなっていた
語りは移り出した
雲が行くのなくて
気にしなかった
ヘルムで浮かんでくれたなら
どれほども
一つ磯にしてしまおう
気付かないでいたいの
大切なものほど
小さく軽いのがいい
夜に泣かぬように
どうやって守ったらいいですか
もとは同じものでできてるのに
こういった仕様のものでしょうか
それなら
クレイジー・ダンク・サヨナラ
何もしなくても
何をしてても
朝は来た
ただ床の濡れた
刺さった日が
染みてく
空っぽになっていた
散らばった切れ端が
もう仕分けている
幸せが怖いのです
少し非完璧すぎるでしょうか
大切なものが怖いんです
まだ悲しい方が
ずっと