言葉足らずのあなたの言葉
たくさんの思いがあったでしょう
あまりあなたに会わなくなって
つまらぬ男になりました
母の帰りを待つ私に
あなたじゃ嫌だと泣く私に
それでもあなたは優しくて
ずっとそばにいてくれました
時は人を変え道は別れ
喜びを探して出会ったり
手を離したり言葉足らずでなければ僕ら届かないことを知らないから
身を寄せ合うほどに僕らはまた傷つけ合いました
たあの日あなたに会えなくなって
たくさんの季節が過ぎました
時が悲しみを乾かしても
錆びついた手なおをかざしてた
時は人を変え道は別れ喜びを探して出会ったり
手を離したり
言葉足らずでなければ愛が届かないことがあると
わからないから身を寄せ合うたびまた傷つけ合いました
寂しさ
の
中四角にぶら下がり揺られて映る
弱さと目が合う時はあなたを思い出していた