風さそう
木陰にうつぶせて泣いてる
見も知らぬ私を私が見ていた
行く人の調べを奏でるギターラ
子ぬう人の嘆きに星は落ちて
叶わないで どんなに叫んでも
オレンジの花びら 静かに揺れるだけ
優しい手にすがる 子供の心を
燃え盛る車は 振り払
い進む行く人の嘆きを奏でてギターなら
胸の糸激しく掻き鳴らして
ああ 悲しみに染まらない白さで
花びら揺れてた
夏の影に
柔らかな額をなく
しても
でも赤く染めた砂遥か 越えてゆく
進む大地に懐かしく
芽吹いてゆくものがあるの
me