明日へと進む道に
面影を重ねていた
満潮に誘われ
僕たちは何処へ
風追い街のさなか 追いかけた夜空の月
何処かへ溶けて消えた いつかの眼差し
浮かんでは沈む透明
抱くように
諦めたもの
失ったもの 数えられないほどの過去が僕にあって
その中で見つけた この光が この音そのものが僕の証明だ
旅人の足跡は何を想い 空の彼方
遠い先の遥かで星は煌めいた
悲しいことも 苦しいことも 誰かが振りかざした理由がそこにあって
許す心が今すり減ろうとも 僕がいたことだけは誰も消せない
諦めたもの
失ったもの
数えられないほどの過去が僕にあってその中で見つけた この光が この音そのものが僕の証明だ