闇の
セレネイドが
響いてく
夜の中で
今
浅い
眠りが
目覚め始める
ひざまずくがいいさ この僕に苦しながら
でも天のゲートは
開きはしないだろう
絶望だけが真実だったあの日 狂う歯車
孤独は裏切りはしない
宿命はこの手の中
明日を支配するために
舞い降りてきた魂
いつか失われた
永遠に横たわれば
ほら
罪と
罰さえ
温もりに変わる
愚かなアンド
ロイドが 彷徨う
街
出口などない
正義を振りかざしたって
悲しみは終わりはしない
塞いだ雲の隙間から
赤い月
微笑むだけ
レクイエムは
必要ない
弱き者は朽ちればいい
僕は裏切りはしない
憎しみが唯一の地図 この世にたった一人きり
舞い降りてきたんだから
穢れなき痛み越えて