見上げた空にただぽっかりと白い雲浮かぶ
仲間の笑い声遠くなる 今日の私みたいだね
小さな
ため息も 波間にそっと
隠した
今日はあんな上手くやれたのに 今は追いつけない
頼りなげな君が強くなり 空の色も変わってく
なぜは
悔し
さも寂しさも知っているから
もう一度飛んでみよう ここからが始まり
昨日とは違う
景色がほら広がる
かすかにうなずいた
君が微笑むから
握りしめてた手をいっぱいに広げ
一緒に飛ぼう
真夜中ひとりきり眠れない 君を思い出す
自分は自分だと言い聞かせ 強く目をつぶるのに
小さな
出来事が 胸に張り付いて苦しいんだ
それでも飛んでみよう
空は逃げないから
と
微笑むように待ってる 消せない悔しさは
戦うしかないよね 大きく放った
夢 自由なフォームで
追いかけてゆく
輝きや勇気は脆くて
嘘も希望も波に飲まれてしまうけど
それでも触れたくて
もう一度飛び立つよ うまくはないけれど 昨日とは違う
景色を今抱きしめ 心からの笑顔
君に見せたいから
呼びかける空
手をいっぱいに広
げ 一緒に飛ぼう