*・* 初音ミク
静かに膝を抱えたりもした
テニスコースに溶けてく夕日
理由もなくはしゃいだ放課後
先輩たちに見つからないように
信仰者に大秘密のメッセージ
みんな帰った教室に
寂しさが落ちてるひとつ
拾ってみて胸がツキンとした
春の嵐に揺れるあの肌は
僕が刻んだ始まりの合図
どんなに涙こぼれても帰らない
この胸で切ったゴールデンエッグは
次への新しいスタートライン
連なる明日を見つめて
雨が上がって光る校庭
コンパスティックの中で
明日じゃ欠けない水玉に
待ち合わせした分母小屋で
出番を失くしてしまった傘
夢をぶつけたユニフォームを
片付けてたらひとつ
未来をしまうようで
ほろりとした夢を
春の嵐に揺れるこの心
深く息をして旅立ちの際
こんな素晴らしい思い出は
消えないよ
浮きそうになるその霧をとら
石ころと同じ手飛ばして
連なる
春の嵐に揺れるこの心
明日へ駆けてく
春の嵐に揺れるあの旗は
僕が刻んだ始まりの合図
どんなに涙こぼれても帰らない
春の嵐に揺れるこの心
深く息をして旅立ちの際
歩んだ日々の足音が聞こえるよ
この胸で切ったゴールデンプは
次への新しいスタートライト
連なる明日を見つめて
*・*・* 初音ミク