キャンパス小町の君は歩く 小胸で覚悟を抱えてた
レモネードの服 まだミラーボールが残って
エレベーター仕掛けの季節は巡る スカーフの風は彼の髪型
伸ばされてた彼女は出れない
平仮名で書く 喫茶店は真っ昼
思い出話へ 俺は行くぞと 旅行たいたちを逃がさない 俺は行ける
景色の中にとって消えた
日回りの君が漂う
白い呼吸 夏を吸い込み 曇りがなす
もうぜよろしく
直角斎との群れを割れ 俺一人佇くす 冬の朝 方向に色の車両が流れる
降り出した銀紙が 張り付いた窓 レジャーセブン 混じりの暮れる花を歌う 歌えなくなった彼女はもういない
うさぎの結晶 施した穴
眺めた祈りと 日が差し持てるのか キャリルで立ち
宇宙を逃がさない 俺は行ける
水棚に飛び越えながら 踊る君がこぼれてくる
まだ目だと呟いても カラス暮らす
抱きしめたまま 君が笑う アノラマの向けい それは俺の知らない分けい
宇宙に
重ね 俺は行ける
意識の中に溶け消えた
気まわりの君が漂う 白い呼吸 夏を吸い込む 曇りがなす