人
恋しくて 誰かに知らぬ月
弱虫ばかりで 飛び出した十八の俺
愛はいつも もう嘘つきに見えて
知らないうちに 一人が好きになってた
見えない何かに背中を押され
夢中で転がりやっと掴んだものに
心を引き裂かれちまった
心をなじられちまった
悔しくて 悲しくて 堪えた夜
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ
思いやりと優しさが 腐るほど
鼻について
殴った あいつの頬
握りしめた拳は やり場のない俺の心に いつしか突き刺さってた
どこかに誰かが俺を待っててくれる
夢中で転がりやっと見つけたものに
心を裏切られちまった
心を笑われちまった
悔しくて 悲しくて 堪えた夜
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ