大したことじゃない
ちょっとした勘違いだって
まるでB級映画の
コメディアンみたいな
焼くところ
初めて会ったのは
初夏の日差し眩しい午後
大袈裟じゃなく天使が
舞い降りた
そんな気がしたんだよ
君が笑うだけで
世界は魔法のように
いきなり鮮やかに
色づいていったのさ
悲しいわけじゃない
これで元通り
それだけのこと
だけどわかってる
あれが僕の最後の恋だった
なんてことない会話とか
いつもの店のランチとか
通い慣れた坂道とか
そんなありふれたものすべてが
キラキラと時を
輝かせてくれたものさ
たぶん世界で5本の指に
入るくらい幸せな男だった
浮かれすぎた日々は
かなり間抜けなもので
それでも何ひとつ
悔やんでなんかいないよ
いつの日か今年を
君がいた夏を
思い出したなら
やっぱり言うんだろう
あれが僕の最後の恋だった
悲しいわけじゃない
全部元通り
それだけのこと
だけどわかってる
あれが僕の最後の恋だった
*・*・* 初音ミク
歌 初音ミク
絵 初音ミク