遠く 切ない 記憶のほとり 不思議な巨人になっちゃった
ひとりの幼児が泣いている 幼児の怯えてる物陰は
原因不明の寂しさですよ
頭に掘られた 井戸の底で
無症状のカエルがひとり
丸い小さな夜空を見つけた
ああ 悲しい 跳躍 繰り返してる
それが僕の頭痛の原因ですよ
疲れて 倒れて 眠る僕の
足が畳を取り抜け
庭のやつが
腕の根っこと絡まって
ほらひとり畳の上で
気になっちゃった
そういう遊びをしています
できぬとも 1985年marktで
僕達のviewerさんと一緒に
最上申し上がったことを
思い出させた
0 처第
魚になるよりもっと前の僕の
たわんだ背中の溝深く
悲しい情緒の種が蒔かれて
今たわわり海の堆積水の
僕が果物なんですよ
僕が果物なんですよ
僕が果物なんですよ