いい天気だね君が言うから
本当だねと答える
今日の空のこと話題にしたなら
心がふと近くなる
歩道を歩くところどころで 水たまりが邪魔する
君と手をつないで飛び越えてみる
太陽の光が舞う
次の季節が香り始める その変化に抗うように
熱かった日々を忘れないでと 最後の力振り絞って照らす
空を見上げるたびそっと 色や模様移り変わって
それはもう僕らの毎日のようだね
繰り返さないからもっと この日この時この瞬間
思い上がらずに 刻みつけて太陽
宇宙まですぐ 届く高さで 泳いでる魚たち
そういえば昨日
は 鈍色の空 どこに潜っていたんだろう
激しい雨よりも 耐え抜いたこのハート
ヘラヘラな顔で伝えてる
やりきれないと 逃げ出すことで 救われるくらいなら
そんな未来はいらない
今日も誰かが空の下
泣いて笑って悔しがって 恋したり落ち込んだりして暮らしている
満たされない何かがあって 得られる
喜びがあるとも 少なくとも 今の僕はそうだよ
君が僕の方を振り返って その仕草がたまらなくて
幸せはいつもそう
やってそばにいる
移り変わってく空の下 僕らいつまでもこの瞬間
抱きしめながら 二人歩いていこう
