*・*・* 初音ミク
これからも歩いていければいいと思うんだ
君が思うこと それは同時に僕が思うこと
そんな奇跡は必要ないよ ただであげるって言われても
パパとママが心だけは隠して生んでくれたのには
それなりの理由があった
だから二人は忘れないように確かめ合って
途切れそうな夜を繋いだんだ
溢れないように分け合って
だからそう
何を与えるでもなく
無理に寄り添うわけでもなく
つまりは探しに行こう
二人の最大公約数を
声にならぬ想いは
無理に言葉にするでもなく
いつか僕も分かる時まで
君の心は僕の二倍
僕の小指は君の二倍
一つ分かってて欲しいのは
愛されたい気持ちは君の五倍
別れようって言われる二秒手前
涙は過労してまつ毛の手前
本日百回目のごめんね
呆れて君は笑ったね
別れる理由三つあるなら
別れない理由百探すから
ガランコロンガランコロン
切るだけでいいのに
きっと
取れそうなポッケ覗いたんだ
消えそうな想い詰め込んだんだ
崩れそうな夜も超えたんだ
二人で
僕が君に描く想い
君が僕に抱く想い
誓ったって一つじゃなくていいと思う
分かり合えない想いは
無理に頷くためではなく
いつかの楽しみにそう届こう
何を求めるでもなく
無理に意味を添えるでもなく
つまりは探しに行こう
二人の最大公約数を
僕は僕で君は君
その間には無限に
あるはずだよ
二人だけの公約数
君が8なら僕は2になる
僕が10なら君は5になる
君足す僕は何だろう
僕引く君は何だろう
雨の血 羽の血曇り
僕の血 君の血詰まり
そうやって
これからだってやっていこう
これからだってやっていこう
