ずっと心そわしながら
緑の低い垣根の間の
細く続く白い道を歩いてる
そうすれ違う誰とも
挨拶を誰もが
交わしたくなってしまうように
計りつくられたような白い道
向こうからやってきた君と
今日は同じ向きに向いて
歩く嬉しさよ
海への近道を
君に教えてあげる
君だけの目印を
覚えておきなよ
何も難しくないさ
この世界には
同じものは一つもないんだよ
海への近道を
きっと教えたくなるよ
幸せは一人じゃ
持ちきれないものさ
分け合うものだから
そうすれ違う誰もが
気がつけば幸せと
手をつなぎ歩いているようにと
この島に神様が来た
人の歩く道