息をすることも生きてることも忘れそうな
深い眠り疲れきった体は月に委ねた
白いウサギ
ありそでないような
見慣れた風景
散り出された山の手の狭い路地の裏で
僕は一人
終電の際人の波は横目に
高い響き
四角い空の下
近くに夢を見る
浮かんでは消えてゆく退屈で
ささくれだった日々を
オブラートに包んで流せたら
星空になるのかな
虚ろな目でブランコに揺られて
日がらぼんやり過ごすのはもうたくさんだから
今日の日はさよなら
信号待ちの交差点 鼻先をかすめる
白い煙
ウロウボエの旋律
口ずさんでた今は昔
消しゴムのカスを
吹き飛ばすみたいに
新しい腕時計を外して
紅く夕空に
オブラートをかけて歌えたらどんなに素敵かな
移ろう街のリズムに合わせてゆるメロンシャッフルをローパーで刻みながら
今日の日はさよなら
浮
かんでは消えてゆく退屈でささくれだった日々を
オフラートに包んで流せたら
星空になるのかな
虚ろな目でブランコに揺られて
日がなぼんやり過ごすのはもうたくさんだから
今日の日はさよなら
虚ろな目でブランコに揺られて
日がなぼんやり過ごすのはもうたくさんだから
