暗闇にぶら下がった 星が流れる夜
窓を開けて
風をなめて 月明かり浴びて
悪戯に解き放った 言葉達の群れが
後に引けず 果てもなくなくなく彷徨ってる
うーん
僕はどこまで生きてゆけるだろう
音も立てず 影も見せず 何も残さず
揺らめく街の光はまるで さざ波のように
時と共に朝の中へ
そしてまた日は 西から昇る
誰にも気づかれぬように
僕はただ呟くだけ
あの日の愛を
愛を
君が涙を流した時に 実は気づかないフリをしていた
これ以上君を傷つけることになるから
心の隙間を埋めるように まだ見ぬ明日へ導くように
眩しすぎる光の中
今
そしてまた こうして間に日は 西から昇る
全てを嘲笑うように
僕はただ呟くだけ
あの日の愛を
愛を
そしてまた日は 西から昇る